こんにちは石田です。
桜の季節が近づいていますが、今日は朝から冷たい雨が降っていますね。体調の変化には十分気をつけてくださいね。
よく練習生のみなさんに試合の判定結果について質問を受けます。
今日はボクシングの採点方法&採点基準について書いてみようと思います。
【採点方法】
まず各ラウンドが独立した採点を行います。
互角の場合10対10(最近はどちらかに必ず優劣を付ける採点方法になっています。)
どちらかが優勢の場合10対9になります。
一度のダウンやこれに近い場合(グロッギーの状態)10対8、
二度のダウンやKOに近い場合は、10対7
(今年より3ノックダウンルールは採用しないため)10対6までつけられるようになりました。
※反則による減点は、合計点から引きます。
【採点基準】
採点基準は大きく分けて4つの項目に分かれます。
①クリーンヒット、有効なパンチによりどちらが相手によりダメージを与えたか。
②攻勢、どちらがより攻撃的だったか。ただし有効なパンチ伴わない単なる前進は評価の対象になりません。
③ディフェンス、どちらがよりディフェンス技術を駆使して相手の攻撃を防いだか。ただしこれも攻撃に結びつかない防御は評価の対象になりません。
④主導権支配(リングジェネラルシップ)どちらがより優勢に試合の主導権を握っていたか。戦術的に優れていたか。
※試合会場のパンフレットにも採点表が付いておりますので採点してみてくださいね!面白いとおもいますよ。